──忙しい毎日でも大切にしたい、私の4つの原則──
はじめに
子育てをしていると、毎日が慌ただしく過ぎていきます。
家事に仕事、子どもの世話――気がつけば「自分は何のために、どこに向かっているのだろう」と立ち止まることも。
そんな日々の中で、私は革新していることがあります。
決して完璧じゃなくていい。でも、流されるままではなく、育児に対する考え方を自分なりに持つことが、大切な家族との時間を豊かにし、自分自身を守ってくれるのだと思います。
ここにまとめる4つの原則は、私が子育てに悩みながらも「これだけは大切にしたい」と思う“本質的な生き方”です。
同じような悩みや葛藤を抱えるママたちの心にも、きっと響くはずだと信じています。
1. 太陽のリズムで暮らす
私が子育ての本質を考え始めた最初のきっかけは、第一子を妊娠したとき。「太陽とともに起き、太陽とともに寝よう」と思い、実践しました。今、小学一年生になった長女の元気な姿を見て、「この選択は良かった」と確かに実感しています。ちなみに長女が0歳の頃は夕方18時に寝かせて、朝の6時頃おきていました。今は21時就寝6時起床です。自分では起きませんww叩き起こしています。
現代のママは忙しさの中で自分の時間がなかなか取れません。私も3人の子どもを育てながらフルタイムで働いており、自分の時間はごくわずかです。だからこそ、毎朝3時半に起きてブログを書いたり、コーヒーや朝食を楽しみながら一日のスケジュールを整理する“朝の黄金タイム”をとても大切にしています。
このひとときに太陽が昇るタイミングでカーテンを開ける――それだけで、自然と心が軽くなり、前向きに一日を始められます。太陽のリズムに寄り添うことで、子どもも大人も、健やかで穏やかな毎日が生まれると信じています。
2. すべてはめぐりめぐる
私たちは毎日多くの失敗や後悔、小さなつまずきに出会います。自分の過去の失敗を振り返ると落ち込みがちですが、自然界の営みを見ていると、ものごとは腐敗して終わるのではなく、やがて新しい栄養へと姿を変え、再び命とつながっていきます。
ネガティブな経験や、つらく感じる出来事も、時間というプロセスを経ることで少しずつ自分の糧になり、本当の意味で“成長の栄養”になる。嫌だな、不要だなと思うことも、やがて心の土壌を豊かにしてくれる大切な要素なのだと気づきました。
子育ての本質とは、目の前の出来事だけでなく、長い時間のなかで物事がめぐりめぐって自分や家族を支えてくれる、その循環を信じて歩むことだと思います。
3. 人を大切にする
人との関わりは、子育ての本質そのものです。自分がしたことは必ずめぐって自分に戻ってきます。
忙しい毎日だからこそ、時間を守ること、ありがとうやごめんなさいを伝えること、小さな優しさや気遣いを忘れないことが、家族や周りの人との信頼を深めてくれます。
私は子どもたちに「自分がされて嬉しいことは、他の人にもしようね」と伝えています。お互いを思いやることで、家庭の中にも、社会にも温かい輪が広がっていきます。
子育てにおいても、「人を大切にする」という本質を忘れずにいたいと思っています。
4. 「やる・やらない」を自分で選ぶ
子育ての日々は、無数の「やるか・やらないか」の選択の連続です。私は過去に「やらない」を選ぶことが多く、今なぜ、あのころめんどくさがってやらないを選択したのだろうと後悔しています。
「やらない」と、経験も成長も自分の中に残りません。
だからこそ今は「やる」を選ぶこと、たとえ失敗してもチャレンジすることを大切にしています。それが、自分だけの人生を、自分らしく育てていくための“本質的な力”につながると信じています。子どもたちにも「まずはやってみよう!」と伝えています。
おわりに
子育ての本質とは、目の前の小さな行動や選択、ささやかな感情の積み重ねのなかにこそあるのだと思います。
毎日が思うようにいかなくても、完璧でなくても、ちゃんと幸せは育っている。
大切なのは、自分の中の本質――「こうありたい」「これだけは譲れない」という原則に立ち返り、前向きに歩むこと。
忙しく、悩みながらも、ひとつひとつの経験を栄養に変えながら、
子どもたちと一緒に、そして自分自身も大切に育てていきたい。
同じように葛藤するママたちと、これからも励まし合いながら歩んでいけますように。
心から応援しています。